なぜこんなに種類があるのか

クルマを選ぶときにいつも迷ってしまうのは、そもそも車種が多すぎるからかもしれません。
車産業が非常に発展している日本には、複数の自動車メーカーがあり、各社とも多くの車種を世の中に送り出しています。
例えば、トヨタが現行で発売している自動車の数だけでも60種類近くあります。
一方、国外に目を向けてみると、メルセデスベンツなどの場合には、非常に整然と、単純に車種が分類され、そして販売されているように思えます。
確かにそのように考えると、日本のメーカーが作る車の数というのは非常に多い気がします。
なぜそのような戦略を立てるのでしょうか。
それには、日本の市場のニーズと、日本の自動車メーカーの消費者に対する考え方が影響を及ぼしています。
もちろん単純に説明できるものではありませんが、ヨーロッパの場合は、メーカーが製造した車種を市場に送り出して、「こういう車を造ったから、この中から選びなさい」という形で消費者に提示します。
そして、消費者は提示されたものの中から、自分の用途と資力に応じたものを選択することになります。
それに対して、日本の場合は、ユーザーから出された意見に基づいて、お客が「こういうものが欲しい」、「こういう車を造って欲しい」と言えば、それを実行してしまうという、お客様第一主義を取っています。
そのような流れでどんどん市場に新しい車種が送り出されていくために、膨大な数の車種であふれていくのです。
また別の考え方としては、定番となっているブランドに加えて、新たな名前を冠した車を市場に送り出すことによって、販売を促すこともできると考えられているようです。
例えば、フルモデルチェンジの度にクラウンを購入するという方もおられることでしょう。
しかし、いつも目移りして新しいものに気が行くという方も大勢います。
そのような場合、新しい車種が出ると、そのようなタイプの人たちの心をつかむことができるのです。
このような背景もあって、日本の場合はとくに、発売が1モデルで終わってしまうような車がたくさんあるのでしょう。
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